2024年12月25日水曜日

karate Japan Tour 2025






1993年US/ボストンにて結成、2022年に奇跡の再結成を果たした伝説のバンド“karate”。2004年以来となるジャパンツアー決定!

ハードコア/インディーロック/エモ/ポストロック/ジャズなど複合的な要素でジャンルの限界を押し広げてきた彼ら。ボーカルGeoffの歌心と鉄壁のリズム隊、繊細で緻密なサウンドでファンを魅了し、唯一無二の世界観で現在も強い影響力を持つ。2021年には重要音源を発掘し続けるNumero Groupから過去作が一挙にリイシュー、さらには2024年10月には最新アルバム「MAKE IT FIT」をリリースし、南米やヨーロッパツアーなど精力的に活動を続けている。誰もが待ち焦がれたジャパンツアーは2025年3/17(月)から開催!


彼らが前回来日したときは自分はまだ高校生でした。もちろん後追いです。Jo44のDougにkarateの連絡先を聞いて約一年...ようやく解禁となりました。アメリカで実際に見て言葉を失うくらい凄かった。落ち着きつつもエネルギッシュな熟練のパフォーマンス。絶対に見逃さないでほしいです。各地でお待ちしてます!

今回のサポートバンドは20年前に共演したバンドや同世代の友人に出演していただきます。WWWX公演は現在オファー中にはなりますが、それ以外の対バンは完璧だと自負しています。最終日にはまさかのChris Brokaw(CODEINE, THE NEW YEAR, COME)のソロ出演もあります。単独公演は3/24に決定。


メンバーとも親交があり、このツアーを陰でサポートしてくれているツッチーさん、CODEINEのときもスタッフとして帯同してくれたシンマくん、この3人のチームで全国を回ります。
サポートのほどよろしくお願いいたします!


(フォームでの予約のお客様は最後の入場となります)

・キャンセルする場合は以下に必ずご連絡ください。
imakinnrecords@gmail.com


---Tour Schedule---

2025/3/17(Mon) FEVER, Tokyo

・karate
・tree
・uri gagarn

Open 18:30 | Start 19:00
Adv ¥6,500+1drink
Student discount ¥3,000+1drink

■ticket






2025/3/18(Tue) Socore Factory, Osaka

・karate
・bed
・up and coming

Open 18:30 | Start 19:00
Adv ¥6,500+1drink
Student discount ¥3,000+1drink

■ticket






2025/3/19(Wed) Huckfinn, Nagoya

・karate
・THE ACT WE ACT
・kazuki hashimoto (ex.dOPPO)

Open 18:30 | Start 19:00
Adv ¥6,500+1drink
Student discount ¥3,000+1drink

■ticket






2025/3/20(Thu) WWWX, Tokyo

・karate
・Climb The Mind
・Discharming man

Open 18:00 | Start 19:00
※開場 / 開演時間が変更になりました
→Open 17:00 | Start 18:00
Adv ¥6,500+1drink
Student discount ¥3,000+1drink

■ticket






2025/3/22(Sat) Freakyshow, Shizuoka

・karate
・herpiano
・VINCE;NT
・Haus

Open 18:00 | Start 18:30
Adv ¥6,500+1drink
Student discount ¥3,000+1drink

■ticket







2025/3/23(Sun) FEVER, Tokyo

・karate
・Chris Brokaw (CODEINE, THE NEW YEAR, COME)
・TOKYO SUPER STARS

Open 18:30 | Start 19:00
Adv ¥6,500+1drink
Student discount ¥3,000+1drink

■ticket





Presented by
imakinn records

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karate interview from "Stereogum" (2022/11月)
[インタビュー日本語訳]

ボストンで愛されるインディー・バンドkarateが、再結成ツアーと再発に至る苦悩、今後の活動について語る。

1993年から2005年までの活動期間中には、独自のサウンドを育み、滑らかに蛇行し、時おり爆発するポスト・ハードコアから、よりジャズ的で即興的なサウンドへと進化していった。

2008年にSouthern recordsが活動休止した後、このバンドの作品は10年以上も廃盤となり、ストリーミングサービスからも消えていた。何年もの間、karateの音楽はYouTubeや違法配信でしか聴けなくなっていた。しかし、音源マスターの所有権を取り戻して以来、karateはシカゴを拠点とするアーカイヴ・レーベルNumero groupから数年を費やしてリイシューされており、このプロジェクトはLPボックスセット『Time Expired』で完結する。

karateの過去3枚のフルアルバムと『Cancel/Sing EP』の初となるアナログ盤をコンパイルした『Time Expired』のリリースに先駆け、バンドは17年ぶりのツアーを敢行。地元で再結成した後、Geoffが過去10年間住んでいるシカゴのピッチフォーク・ミュージック・フェスティバルへ参加。そして、アメリカの東西でライブを行った。シカゴのフェスティバルのアフターショーを行ったクラブ、スリーピング・ヴィレッジでステージに立った彼らは、熟練したベテランのような落ち着いたパフォーマンスを披露した。移り変わるリズムと拍子に、ギターのメロディーとベースラインが絡み合い、彼らの原点であるパンクを感じさせるような激しい爆発も見せた。それはまさに、彼らが活動を停止した時点に戻ったようであった。

翌日の午後、ユニオンパークでのライブ前、私はギターボーカルのGeoff Farina(ジェフ・ファリーナ)、ベースのJeff Goddard(ジェフ・ゴダード)、ドラマーのGavin McCarthy(ギャビン・マッカーシー)に、再びツアーを行うという決断、自分たちの音源の権利を取り戻す苦闘、そして今後の展開について聞いた。(その後、彼らはロサンゼルスで開催されるNumero groupの20周年記念コンサートにUNWOUND, CODEINE, IDA, CHISELといった同世代のバンドと共に参加することが発表)。

——

ステージ上のあなたたちは一体感があり、ひとつの生命体のように見えました。この感覚はどのくらいで戻ってきたのですか?すぐにでしたか?それとも少し時間が必要だったのでしょうか?

Geoff:10日間で50時間くらい練習したと思うよ。本当にすぐに感覚は戻ってきた。私たちは12年間、何度も一緒にツアーをしていたし、いつも特別な音楽的な繋がりがあった。一緒になって5分も経たないうちに、また家に戻ったような気分になったんだ。

再結成ツアーを前にして、何かを期待していましたか?期待していたようなものだったか、逆に期待を裏切った結果となりましたか?

Gavin:個人的には期待以上だったと思う。一緒にプレーするというアイデアを構想するのは難しかった。何カ月も前から「ああ、本当にやるんだ。」という感じになっていったんだ。その時点で、改めて学び直さなければいけない曲について、より深く考え始めなければならなかった。そして、練習のプロセスも考え直し、話し合い、新しい方法で考えることで進化していったんだ。 おそらく最初にまとめたときにはなかったような方法だと思う。「ああ、この曲は途中で拍子が変わるな。」と気付いたこともあったしね。当時は誰もそんなこと考えてなかったと思う。ただなんとなく覚えていたんだ。

以前から曲の構成は変わりましたか?

Gavin:少しね!

Geoff:特にバンドのキャリアの終盤では、ライブで演奏する前にいつも曲をリフレッシュさせようとしていたよ。音源のインスト部分を取り出して、アレンジを変えてまったく違うことをやっていたんだ。今回のツアーでも2〜3曲、音源のパートはそのままで、途中を書き換えたり新しいアイディアを出したりしたよ。そうすることでライブが新鮮に感じられ、音楽が常に成長しているように感じられる。僕らはみんな即興で演奏もするし、曲によっては即興でもあるからね。だから僕らにとってもエキサイティングなんだ。

ツアーはボストンからスタートしましたね。それは特別なことだったと思います。変な感じはしましたか?新しい顔をたくさん見たり古い顔も見ましたか?

Geoff:両方かな。基本的には一緒に育った人たちをたくさん見た。そして、知らない人たちや若い人たちもたくさんいたね。

Jeff:ライブに関しては大きな驚きだったよ。もちろんチケットは売れていたんだけど、誰が来るかはわからないからね。でも、みんな僕らが演奏していた時代の人たち、つまり、もう少し年配の人たちがライブに来ると思っていたんだけど、結構若い人たちが来ていて「兄や姉にkarateを教えてもらった。」って言ってたよ。私たちが活動をやめたとき、彼らは10代だった。自分が演奏していなかった頃に、誰かが自分の作品に夢中になってくれたというのは嬉しい。彼らは本当に楽しみにしてくれていたんだ。そんなこと考えもしなかったから、本当に素晴らしいことだ。誰もがそういう機会を得られるわけじゃない。その点では私たちは本当に恵まれていると思う。観客の年齢層もバラバラだし、とても感謝してくれているようだった。

私は、グループとしての私たちにもっと期待していた。まだパフォーマンスをやり遂げられるだろうか?同じように聴かせられるだろうか?あるいは今Geoffが言ったように、限られた時間の中でどう違うものにできるか。私たちは常に少しずつ変えていこうとしているから。Eamonn Vittが何曲か参加してくれたんだけど本当に楽しかったよ。私は最初バンドにいなかったし、もともとはこの3人だった。楽しかったしみんなにとっても僕らにとっても予想外のことだった。慎重かつ前向きで良い決断がたくさんあったよ。

Geoffは今シカゴに住んでいる。ボストンに戻るという質問と平行して、ここシカゴであなたの人生の一部を知り合いに見せることができるというのは素晴らしいことでしょうね。

Geoff:面白いことに、昨夜妻と話をしていたら彼女が「ここはあなたの地元の観客のように感じられた?」と聞いてきたんだ。私はシカゴに10年いる。素晴らしい友人もできたし、昔のレコードレーベルSouthern recordsのオフィスがここにあったから、karateを知っている人もたくさんいる。でも不思議なことに、ボストンはもっとプレッシャーを感じていたんだ。バンドはボストンで始めたし、私たちはみんなそこにいたからね。僕のメンタリティは色々な意味で東海岸的なんだ。シカゴの人たちは私に対してフレンドリー過ぎるよ。ボストンはもう少しタフでストイックなんだ。だから、私たちは本当に必死でパフォーマンスをしなければならなかった。そしてボストンでは信じられないようなショーができたし、昨夜も素晴らしかった。昨夜会場にいたことも知らなかった人たちから今朝メールが届いたよ。両方の都市に友達がいるのはラッキーなことだね。

解散した理由は?

Geoff:当時耳鳴りがして、耳に問題があったんだ。それが怖かった。耳の問題を軽減するために自分が何をしているのかよくわからなかった。でも実際、おかしな話だけど、あまりメンバーと話したことがなかった。私はなんとなくだけど、それが一周したような気がするんだ。プレッシャーは大きかった。どんなにメンバーを愛していても、バンドにいるのは大変なことだ。社会的な状況として本当に難しい。私たちは一緒にたくさん演奏してきたし、少なくとも私にとってはある意味もう限界だと感じていたと思う。当時は耳のことで少しパニックになっていた。でもGavinとJeff2人とも全く違う考えを持っていると思う。僕にはわからない。そのことについて話したことはないんだ。

Jeff:そうでもないよ(笑)?大変なこともあったし、私たちは常に確認し合っていた。「これを12年とか15年とか、あるいは1年やる。」というようなことは決してなかったし、6カ月とか8カ月先の計画を立てて、それから集まって「みんなまだやる気ある?」って感じだった。それが延々と続いたんだ。そして、自分たちが本当に誇りに思えるような音楽ができたと思うし、ライブをたくさんやったし、ツアーにもたくさん出た。Geoffが言ったように、バンドってのはいつも簡単なことではないと思う。でも、僕らはみんなミュージシャンだったし、何か他のことをやってみたいと思うようになる。興味のあることを探求しようと思えば、同じメンバーで全てのことはできない。それが普通なんだ。もちろん当時はGeoffの聴力の問題もあったし、ツアーをやりたくないという気持ちもあったから、それは理解できる。「よし、座って話し合おう、そして解散だ。」なんてことはなかった。スタジオで問題があったとか、うまくいかなかったとか、仲が悪かったとか、そんなことはない。ただの人生においての問題みたいなものだよ。

再結成のきっかけはNumeroですか?

Geoff:私たちは10年後、マスター音源の権利を取り戻したんだ。以前のレーベルは私たちを人質にしていた。レコードを再発してくれなかったし、自分たちの音楽に触れることもできなかった。それを乗り越えたとき、NumeroのKen Shipleyが連絡をくれたんだ。彼は我々の問題を知っていたと思う。そして、ジャーナリストは『Reader』誌にこんなタイトルの記事を書いていた。「なぜkarateのレコードは再発されないのか?」全てが同時に起こったようなものだった。その時私たちみんなが気付いたんだ。つまり、人々がまだ自分たちの音楽を聴いてくれている。そこに気付かなければ決して再発しなかっただろう。レコードを出して、人々がそれに熱狂し、感想を書いてくれた。私たちはとても興奮していた。次に当然浮かんだ疑問は「karate活動再開する?」だったように思う。誰がその話をしたのかは覚えていない。メンバーの1人がその話をして、全員が「そうだね。」という感じだった。ちょうどいいタイミングで、ちょうどいい状況だったのだと思う。それについては全てがうまくいった。

自分たちのやったことをみんなが誇りを持っていたし、人々がもう一度聴きたい、見たいと思っていたという事実にも誇りを持っている。それは私が毎晩MCで「私たちがここにいるのは、あなたたちがいたから。あなたたちが私たちの音楽を聴いて、曲に意味を与えてくれたから。だから私たちはまた活動しているんだ。」と観客に伝えていることだ。それに、私たちが一緒にやれることはお互いに嬉しいことだよ。でも、本当に嬉しいのは、僕らのレコードを買って、僕らの音楽を聴いてくれる人たちです。本当に素晴らしいことです。僕らはみんな50代ですが、30年前に作った音楽を買ってくれる人がいるんだよ。これ以上に嬉しいことがあるかな?最高だよ。戻ってやらないわけにはいかないでしょう?

音源が廃盤になり、ストリーミング配信もされていない状況はどんな気分でしたか?「ストリーミング配信されていなければ、基本的に音楽は存在しないのと同じだと。」という人もいるほどです。

Geoff:最悪だったよ。毎年「なぜこんなことをするんだ?どうかお願いします。」とレーベルと喧嘩していた。最悪な気分だった。長い間、かなり落ち込みました。

Gavin:それだけじゃなくて...たまに何かプレスされるんだけど、私たちはそのことを知らされない。例えば、僕らの1stのグリーン盤があるんだけど、僕らは何も知らなかった。誰かが7インチをプレスしたんだけど僕らには教えてくれなかった。karateの資料に関しては、情報を得ようとするとき、間違いなく空虚で奈落の底だったんだ。

Geoff:大きな憂鬱の原因だった。「karateはもうダメだ。」と。そう感じてがっかりした。

Jeff:なんだか変な感じだった。よくわからない。私はまだSpotifyのストリーミングの世界を完全には受け入れていない。自分の意見もある。でも現実はそこにいるしかない。そして、人々が尋ねていることを知るのも難しかった。「レコードはどこで手に入るのか?」まだコピーを持っている人はいるのだろうか。少なくともレコードを再プレスし、欲しい人がいるときに店頭に並べることができればよかったのですが、それは実現しなかったよ。そして、音楽の聴かれ方、買われ方、すべてがまったく違うものになってしまった。15~20年前に2~3回プレスされた大量の音楽が、ただそこに置かれているのは本当にダサいと感じた。追いつくことも、誰もが聴けるようにすることも、どんどん不可能になっているような気がしたんだ。だからNumeroが興味を示していると言ったとき、私は 「おお!」と思ったんだ。まさかNumeroが我々の音楽に興味を持つとは思ってもみなかった。彼らとの付き合いに関しては、アーカイヴ的なレコード・レーベルやリイシュー・レーベルであり、もっと無名なレーベルだった。私はアメリカに住んでいるわけでもないのに、GeoffとGavinがメッセージを伝えてくれた。これは試してみるべきだと思った。これこそ、人々に何かを伝え、再び、あるいは初めて体験してもらう方法かもしれない。

Gavin:Numeroがレコードを再発することになり、Instagramのページを作ってくれて、コメントを読んでこう思ったんだ。 「ワオ、みんな私たちのバンドについて素晴らしいことをたくさん言ってくれている。」正直なところ、音楽的な文脈でバンドのことを考えたことはあまりなかった。この音楽を好きな人はまだたくさんいる...そうしているうちに、それが再結成を意味するように思えたり、意味のあるアイデアに思えたりするようになったんだ。

レーベルが廃業したことだけでなく、インデペンデント・ミュージックを取り巻く文化全体が大きく変化し、Y2K時代に存在した多くのレーベルなどの事業体が今は存在していない。だから、あなたが新しいことを立ち上げ、ソーシャルメディアでの存在感やその他もろもろを持たなければならないのを見るのは興味深いです。

Geoff:Numeroがいてくれてよかった。私たちは誰もソーシャルメディアをやらないし理解できない。誰がコンピューターや携帯で音楽を聴きたいと思う?まったくわからない。

Jeff:どうやらみんなそうみたいだね。

Gavin:私たちはとてもラッキーだったし、ある意味とても選り好みもできたと思う。僕らがもっと若かった頃は、友達としか仕事をしなかったよ。私たちのブッキング・エージェントのMahmoudも、最初にブッキングしたのは僕らだった。仲介人とは仕事をしなかったんだ。自分たちが知っている人たち、信頼できる人たち、自分たちの仕事のやり方や当時の音楽界のやり方について似たような価値観を持っている人たちと一緒に仕事ができれば...という感じだった。ある意味、Numeroには彼らの価値観があり、それが私たちにも通じていると思う。私自身のことでしか言えないけれど、当時私たちがやっていたことの最新版のようなものだと感じるんだ。彼らは質の高いことをやっているし、私も同じように質の高い人々の一員でありたいと思っている。他の場所よりもずっといい。そういう意味では、どこに行きたいのか?誰がこれを扱うのか?それはどういう意味なのか?ということをオープンにすることに、慎重になっているように感じる。だから、今までは本当に前向きだったと思う。

今月のショーの後の活動予定は?

Geoff:この件について話し合う必要がある。

Gavin:これが終わったら、落ち着いてダメージを見極めようと思うよ(笑)。

Geoff:私たちには、いろいろな場所でプレイさせようとしてくれる人たちがたくさんいます。何でもやりたいんだ。ただとても難しいし、私たちはみんな少し年をとっている。すべてが少し厄介に思える。たくさんの子ども、たくさんの家族が関わっている。集まるのは本当に難しい。でも、話し合おう。

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2024年12月24日火曜日

CHINESE FOOTBALL Japan Tour 2025


中国・武漢で結成されたChinese Football。90's emo/ポストロック影響下の流麗かつクリーンなギターサウンド、90年代インディーロック/オルタナティブロックが残したノイジーな要素、シンプルでありながら複雑、滑らかでありながら生々しく荒々しい音楽的言語を用いて、情熱、幻想、挫折の物語を描く。

2015年のデビューアルバムを発表して以来、国内外で多くのリスナーに支持され、中国全土のライブハウスや大規模な音楽フェスティバルで精力的に活躍してきた。2016年に初となるジャパンツアーを完遂し、2017年と2019年には「人生ゲーム」をテーマにした2枚のミニアルバムをリリース。2022年末にはフルアルバム『Win & Lose』を発表し「ゲーム3部作」が完成。


2023年、日本、韓国、東南アジアに続き欧州にも活動を広げ、35日間で22公演となるヨーロッパツアーを成功させた。イギリスで開催されている国際的ロックフェスティバル「ArcTanGent」にも出演し「アジアを飛び出し世界に羽ばたく。たとえ壊れても全力を尽くす。」という結成当初の初志を一歩ずつ着実に実現した。


2024年には新たに「風景」と題したワールドツアーを開始。中国での40公演、東南アジア〜台湾を経由し、初となるアメリカ・カナダツアーを行った。なんと12公演中10公演が完売、さらにはAudiotreeとKEXPでのスタジオライブにも招待されるなど世界的な注目度の高さを見事に証明した。そして2025年4月、彼らが初めて海外公演を行った思い出の地「日本」にてワールドツアーの最終公演を迎える。



-TOUR SCHEDULE-


OPEN 18:00  START 19:00 
ADV ¥5,500

オフィシャル先行(e+ 抽選制): 12/24(火)17:00 - 2025/1/5(日)23:59

各社プレイガイド先行;2025/1/6(月)10:00 ~ 1/17(金)23:59
一般発売:1/18(土) 10:00~

主催:imakinn records
お問い合わせ:SMASH / 03-3444-6751

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2025/4/11(金) 大阪 SOCORE FACTORY

OPEN 18:00  START 19:00 
ADV ¥5,500

一般発売:12/25(水) 10:00~

主催:imakinn records

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cinema staff presents OOPARTS 2025
2025/4/12(土) & 4/13(日) 岐阜市文化センター

 
OPEN / START 10:30 / 12:00
 
【出演】
cinema staff
österreich
LEGO BIG MORL
ハンブレッダーズ
ハルカミライ
ヒトリエ
UNISON SQUARE GARDEN
People In The Box
9mm Parabellum Bullet
アルカラ
LITE
eastern youth
THE NOVEMBERS
envy
ストレイテナー
My Hair is Bad
 
【チケット】
2DAYS:¥15,900(2D別) / 学割 ¥8,000(2D別)
1DAY :¥9,500(1D別) / 学割 ¥4,500(1D別)
 
<1次先行(2daysチケットのみ)>
期間:10/11(金) 22:00〜10/27(日) 23:59
チケットぴあ:https://w.pia.jp/t/ooparts2025/
 
※特典:オフシャル先行チケット通し券のみ OOPARTS2025 オリジナルラバーバンド付き
 
・お一人様4枚まで
・紙チケットのみ
 
【お問い合わせ】
JAILHOUSE 052-936-6041

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徐波 (Chinese Football)X  辻友貴(cinema staff) 対談
 


⚽=徐波  🎬= 辻友貴
 
🎬:これまでの来日ツアーで印象に残ってるライブはありますか?
私過去3度ライブ観れました、毎回ライブの完成度も音もパワーアップしていて感動します。
 
⚽️:日本でのライブは毎回忘れられない瞬間がたくさんあるので「どの公演が一番印象に残っているか」と聞かれると難しいですね。頭の中には消えないシーンがいくつも交錯しています。
 
その中でも、初めて札幌の161倉庫で演奏した経験は特に強く心に残っています。音響や環境は正直シンプルで、PAさえなかったのですが、それでもあの場所が大好きになりました。まるで昭和時代のアンダーグラウンド音楽シーンに時間が止まっているような感覚でした。観客も共演バンドもとても熱気があり、ライブ後の打ち上げでは、驚くほど豪華な料理が並んでいて感動しました!
 
いつも僕たちのライブを観に来てくれてありがとう。
 
僕たちのバンドの成長は本当にゆっくりで、自分ではなかなか実感できないことも多いです。だから、そう言ってもらえるととても嬉しいです!
 
今回の日本ツアーでは、自分たちの音響エンジニアと照明スタッフも一緒に連れて行けることになりました。僕たちの音楽の世界観を、より完全な形で表現できればと思っています。
 
⚽️:特に印象に残っているライブの経験はありますか?ステージ上で観客とのインタラクションがパフォーマンスに影響を与えたことはありますか?
 
🎬:やはり自分達が主催するOOPARTSは格別です、全力で楽しもうとしてくれるお客さん、出演者との交流でその日にしか出来ないライブになっていると思います。それとは関係なく自分がライブ中に骨折や怪我をして中断したライブは特に印象に残ってます笑
 
🎬:OOPARTS(cinema staff)のことは知ってくれていたということですが、どうゆうきっかけで知ってくれましたか?
今回のOOPARTSのラインナップで気になる/好きな/楽しみにしているバンドはいますか?
チケットは既にソールドアウト、個人的にもあのステージでライブを見られること楽しみです。
 
⚽️:このジャンルが好きな人にとって、このラインナップは注目せずにはいられません!
 
僕はよく冗談で「これは現代の残響祭だ」と言っています(笑)。
 
Chinese Football を結成したばかりの頃、僕たちはみんな残響系のバンドが大好きでした。僕は、残響系のバンドこそが、当時の東洋から西洋の “emo” への最高のアンサーだと思っていました。
 
the cabs、cinema staff、People In The Box、9mm Parabellum Bullet、té など、あの時代のバンドたちは、“emo” の持つ激情と東洋的な繊細さを見事に融合させ、音楽的な追求も非常に純粋でした。
 
そんな憧れのバンドたちと今回共演できるなんて、本当に光栄です!
 
そして後から知ったのですが、このフェスは cinema staff が自分たちの地元で開催しているんですね。それを知ってすごく感動しました。
 
僕たちも、いつか自分たちの故郷である 武漢 のために何かやりたいと思っています。今回の経験から、何か学べることがあればいいなと思っています!
 
⚽️:OOPARTS のような、皆さんが主催するフェスティバルでは、出演者のラインナップを選ぶ際に最も重視する要素は何ですか?
 
🎬:フェスが多くなった現在では、いかにcinema staffにしか作れないラインナップにするかを重要視しています。場所的にバンドがあまり来ることが出来ない岐阜ということも重要だと思っています、海外アーティストが演奏することも少ない土地なので今回もChinese Footballに出演していただけること非常に光栄に思います。

中国でもフェスが多くなっていると思いますが、バンド主催のフェスも増えていますか?また中国の好きなフェスも教えて欲しいです。
(昔チャイフトの来日公演を観た後、フジロックでジョハと再会できたの印象深く覚えてます)
 
⚽️:はい、ここ数年、中国では本当に音楽フェスが増えていて、ほとんどの都市にそれぞれのフェスがあるような状況です。
 
多くのフェスは今でもレーベルや企画会社、プラットフォームによって主催されていますが、バンド自身が中心となって企画するフェスも少しずつ増えてきています。
 
ただ、OOPARTSのように、何年も継続して開催されていて、はっきりとした理念と独立精神を持った「バンド主導のフェス」は、中国ではまだ非常に珍しくて、僕たちもとても憧れていますしリスペクトしています!
 
個人的には、成都で開催されている「春游音楽節」と、最近出演した舟山の「CAN音楽節」がとても印象に残っています。

どちらも都市部から離れた自然の中で開催されるフェスで、ロケーションが最高なんです。
「春游」は友達と一緒に休暇を過ごすような、のんびりした雰囲気が魅力で、「CAN」はポストロック/インスト系のバンドが多く集まる、まさにそのジャンルのファンのためのフェスという感じでした。
 
🎬:日本の好きなアーティストを教えてください。 共演したいバンドはありますか?
 
⚽️:好きな日本のアーティストは本当にたくさんいます。
細野晴臣、山下達郎、Cornelius、Fishmans、Supercar、Number Girl、Zazen Boys、tricot、Shugo Tokumaru、Buffalo Daughter、Tenniscoats、toe、envy、eastern youth、mitsume、そして昔の残響レコードのバンドたち!これらのアーティストのレコードを見つけたら、必ず買ってしまいます。

最近特にハマっているのは CHO CO PA CO CHO CO QUIN QUIN で、うちのギタリストは betcover!! にどっぷりハマっています。このリストに挙げたアーティストとは、どのバンドともぜひ共演したいですね!
 
🎬:日本の音楽シーンをどう見てますか?本国の音楽シーンや他の国とどのような違いがありますか?
 
⚽️:一番実感するのは、日本には本当にバンドが多いということです!
 
日本ではどんなジャンルにも熱心なファンがいる印象があります。例えば、今ではそこまで流行していないヴィジュアル系でも、まだ多くのファンがいる。でも、中国ではもうかなり少なくなっています。
 
実際に僕たちの日本のライブでも感じるのですが、観に来てくれるお客さんの半分以上が、自分たちでもバンドをやっているんです。みんなお互いにリスペクトし合い、学び合っている。
 
こういう環境が、日本のバンドのレベルの高さにつながっているんだと思います。
 
🎬:今回ワンマンライブを行うリキッドルームの印象はありますか?リキッドルームでライブをみたことがありますか?2024年にはcinema staffでも8週連続ライブをやった場所でもあり大好きな場所なのでココでチャイフトがワンマンをやるの楽しみです。
 
⚽️:以前、YouTubeで好きなバンドのライブ映像を観ていると、LIQUIDROOMで演奏していることが多くて「いつか自分たちもここで演奏できたらいいな」とずっと思っていました。まるで憧れのバンドに少し近づけたような気がして、純粋にそれだけで嬉しいです!
 
それに、僕たちは毎回日本でライブをするとき、セットは大体40分くらいなので、バンドの全貌をしっかり見せる機会がなかなかありません。
 
今回は、中国ツアーのときのように、90~120分のフルセット を演奏できたらいいなと思っています!
 
cinema staff の「8週連続ライブ」という企画、僕も知っていました。本当に素晴らしい取り組みですね!
 
特に尊敬するのは、cinema staff が同じシーンのバンドだけでなく、新進気鋭の素晴らしいバンドたちも招いて共演していることです。彼らがこの音楽シーンを盛り上げ、新しいバンドを支えていこうとする姿勢がすごく伝わってきます。
 
⚽️:バンドがある程度の「知名度」を得て、メインストリームから注目されるようになったとき、その先に何をすべきなのか——cinema staff はすでにその答えを示しているのではないかと思います。
 
「どこへ向かうか」よりも「自分はどこから来たのか」を大事にしているように感じますが、実際のところどうなのでしょう? そうした責任感のようなものは、やはり自然と生まれてくるのでしょうか?
 
🎬:仰る通り確かに「自分はどこから来たのか」を大事にいているかもしれません。
長い活動の中で大きな会場やメジャーシーンでもやることによって関わる人も増え、より沢山の方々に観てもらったりして得られるものも多く素晴らしい経験がたくさん出来ましたが、やはり自分達を見失ってしまいそうになることもあり、その時々に自分達が元々影響されたものや関わることの少なくなってしまったお世話になった方々、しいては地元岐阜のこと等考えることが同時に増えていったのも事実です。それもあって地元岐阜でOOPARTSを主催をしたり、昔からの繋がりと新しい交流を繋いでいくことを大事にしています。何よりも難しいのはそれをメンバー全員で共有すること、大事なのはメンバー全員がそれぞれを理解して前に進んでいくことだと思っています。
 
⚽️:皆さんの音楽作品は非常に感情的な深みがありますが、作曲の際、感情をどのように表現していますか?特別なインスピレーションの源はありますか?
 
🎬:cinema staffの作詞作曲は主にベースの三島が担当していますので、彼に聞くのが一番ですが(返答者が自分ですみません笑)、やはりリスペクトする様々な音楽からどう自分達なりに昇華してアウトプットするかは大事にしています。
 
🎬:日本で音楽以外で好きな場所、好きな食べ物、文化等は何がありますか?
 
⚽️:僕は自然が大好きなので、日本の自然の風景にはとても惹かれます。
 
以前、熊野古道を歩いたことがありますし、瀬戸内のしまなみ海道を自転車で走ったこともあります。
 
北海道の地獄谷で立ち上る湯気の中を流れる小川や、祖谷渓の山間に広がる霧の風景も、ずっと忘れられません。
 
食べ物では、北海道のスープカレーとジンギスカンが特に大好きです!
 
🎬:中国のオススメのバンドを教えてくれますか?5月のSHANGHAI QIUTIAN (上海秋天)の来日は少し私もお手伝いしていてライブ見られること楽しみです。
 
 
⚽️:SHANGHAI QIUTIANのライブはとてもエネルギッシュで、人を惹きつける力があります。僕たちも何度も共演したことがあります。
僕たちがとても好きな中国のバンド Fayzz をぜひおすすめしたいです!toe が好きな人なら、きっと気に入ると思います。でも、toe に比べて、彼らの音楽にはもっとリズムの要素が強く取り入れられていて、ライブを観ると自然と体が揺れてしまうようなグルーヴがあります。
 
🎬:日本や海外でのライブはライブハウスのアンプ?だと思いますが、本国ではどのようなアンプを使って演奏をしているのでしょうか?
海外ライブでは出来ないようなデカいエフェクターのボードシステムや他機材を使ってライブやったりもしていますか?
 
⚽️:僕たちは中国でのライブでは、基本的に Fender Twin Reverb を2台使っています。
 
このアンプの音に一番慣れているし、中国のライブハウスでは手に入りやすいからです。実際、中国のライブハウスでよく見かけるギターアンプは Fender Twin Reverb と Marshall JCM 900 の2つが多いですね。
 
日本では Roland JC-120 が一般的な印象ですが、僕は毎回、理想の音を作るためにかなり時間をかけてセッティングしています。でも、最終的には少し硬い音に感じてしまいます。
 
なので、最近は海外でのライブでもできるだけ Fender のアンプをレンタルするようにしています。
 
僕たちの機材システムは比較的シンプルで、ギターアンプと各自のエフェクターボードが中心なので、海外でのライブもそこまで大きな問題はありません。
 
⚽️:日本のプロのバンドは、ライブでドラムを含むすべてのステージ機材を自分たちで持ち込むことが多いということに気付きました。cinema staff もそうなのでしょうか?
 
🎬:cinema staffも基本的にステージの機材を全て持ち込むことが多いです。日本という割と狭い島国だからこそ生まれたバンドの文化なのかもしれませんね。ただChinese Football含め海外のバンドの演奏を観る度、機材ではなくバンドの力、演奏力が一番なのだと実感することも多いです。
 
🎬:本国のライブハウスの環境はどのような感じでしょうか?(cinema staffでは昨年中国へ行く予定でしたが台風でなくなってしまいました)
 
⚽️:中国のライブハウスは基本的に日本のライブハウスのスタイルを模倣しており、ステージの設備は整っています。特別な要求があれば、レンタルで対応することもできます。そのため、海外からのバンドが演奏する際にも問題はありません。
 
それに対して、欧米ツアーでは、演奏場所にはPAシステム以外は何もないことが多いので、バックラインは自分たちで準備しなければなりません。私たちは通常、ゲストバンドのドラムを借りて演奏しています。
 
中国での公演予定のことを聞きました。実は、あなたたちの中国のプロモーターは、私たちが武漢で仲良くしている友人でもあるんです。中止は残念ですが、またすぐに中国での公演を楽しみにしています!
 
⚽️:日本のライブハウス文化は非常に成熟していますが、今の若いバンドがこのような環境で目立つためにはどうすれば良いと思いますか?
 
🎬:とても難しい質問ですね。。。僕らはひたすらライブハウスでひたすらライブをして成長できたという経験はありますが、今の時代ひたすらライブをすれば良いという訳でもきっとないですよね。。。SNSやサブスク含めて色々な要素が必要な時代なのかなとは思っています。
 
🎬:逆に中国で若いバンドが注目されるようになるには何が大事だと思いますか?
 
⚽️:Chinese Football も、cinema staffと同じように、ライブハウスから少しずつ成長してきたバンドです。最初はさまざまなバンドのゲストとして出演して、その後何度も全国ツアーを行いながら、少しずつ自分たちのリスナーを増やしてきました。
 
おっしゃる通り、このような成長の道のりは今ではどんどん難しくなってきていて、SNSである程度注目されないと、なかなかライブを観に来てもらえないような状況になっています。ショート動画も、多くのバンドにとって大きなプロモーション手段になっています。

それでも、僕はやっぱり音楽そのものの力を信じています。良い音楽はきっと、人から人へ伝わっていくものだと思います。
 
⚽️:多くの新しいファンは「進撃の巨人」を通じて皆さんを知っていますが、アニメのサウンドトラックを作ることには創作上の挑戦がありましたか?多くの日本のバンドにとって、アニメ音楽の制作はバンドの転機になっているようですが、皆さんもそうでしたか?
 
🎬:はい、自分達も大好きな作品に関われ、普段出来ないような場所でライブが出来たり普段聴いてもらえない人にもアクセスできたのは僕らにとって非常に大きな経験でした。
Chinese Footballもジャケに表す通りアニメが好きということなので日本のアニメの音楽を演奏するのも見てみたいです。
 
 
🎬:少し違う質問かもしれませんが、Chinese Footballは本国や今は海外でも沢山のお客さんの前で演奏していると思いますが、そういったきっかけとなったのは自分達ではどのように考えていますか?
 
⚽️:僕たちはこれまで、けっこう運が良かったと思っています。まず、バンド名が少しうまくできていたんです。海外では American Football やエモ音楽が好きな人たちに見つけてもらいやすかったし、中国では「Chinese Football」という名前がちょっと自虐的に聞こえるんです。バンドを始めた当時、中国では American Football を知っている人はほとんどいなかったので、最初はよく「中国のサッカーチームをネタにしてるのか」といった感じでした。
でも、そういったイメージが逆にバンドの発展を縛るステレオタイプにもなり得るので、私たちはその印象を覆すためにいろいろな努力をしてきました。
 
⚽️:残響レコード時代は皆さんにとってどのような経験でしたか?当時、私が特に好きだったバンド(例:Texas Pandaa / AFRICAEMO)は活動していないようですが、そのメンバーたちはその後、別の音楽プロジェクトを立ち上げていますか?
 
🎬:残響レコードは僕らがバンドをやり始めて最初に深く関わったレーベルで全国的に知ってもらえるきっかけになった重要な時期だったと思います。ただ残響レコードの過渡期に在籍し、レーベルの印象が深くついたこともありそこからどう広げていくかというのは今でもずっと苦労している部分かもしれません。
Texas Pandaa / AFRICAEMOは今も個人的には交流があります、両方もしまた機会があったら(the cabsの復活もあるし)ライブをしてくれるのではないかと思っています。中国のバンドが気にしていたということも伝えておきます!
 
 
⚽️:日本のインディーシーンの中で、皆さんが非常におすすめしたいけれど、まだ海外のリスナーにはあまり知られていないバンドはありますか?
 
🎬:今回OOPARTSに出演してくれるEtranger、ald van eyck、Goodbye Gangstersの最近の音源は素晴らしかったです。昨年ANORAK!の中国ツアーでChinese Footballがシークレット出演したときいて自分のことのように嬉しかったです!
malegoatのメンバーがやっているKIDDERは知っていますか?それも私のレーベルLIKE A FOOL RECORDSですし、LFRリリースは今後も注目していて欲しいです笑。中国でも取り扱ってくれるレコ屋やディストリビューター等あったら教えてください!
 
⚽️:この件は個別に連絡を取り合いましょう!僕自身のレーベル「Sango Records」でディストリビューションや共同リリースのお手伝いができますし、他の中国のインディーズレコードショップやレーベルも紹介できますよ!
 
⚽️:ライブパフォーマンスを得意とするバンドとして、出演する会場に応じて音響システムやステージのセットを調整することがありますか?また、観客に合わせてセットリストやアレンジを意識的に調整することはありますか?
 
🎬:今は基本的にPAや照明、楽器テックも一緒に連れていくことがほとんどです。ほぼメンバーのような感じで今のcinema staffにはどれも欠かせない存在となっています。セットリストは基本そのイベントによって変えて挑んでいます、いまだに正解はわかりません笑
 
⚽️:継続的なライブ活動は、皆さんにとって疲れや倦怠感を感じさせることがありますか?どのように心のバランスを取っていますか?
 
🎬:ドキッとする質問ですね。。。長く活動してきてもちろん辛いなと思う瞬間は多々あります。ですが、OOPARTSのようなイベントをやり遂げた時のあの何にも変え難い感情が味わえる瞬間があるとやはりやめられません。また、僕らよりも長く続けている大好きな先輩バンドも今もたくさん観ているのでそれも糧になります。
 
 
⚽️:音楽と視覚芸術を融合させる試みはありますか?例えば、ミュージックビデオやライブパフォーマンスのビジュアルエフェクトについてです。
 
🎬:過去のワンマンライブやOOPARTSの会場でも信頼する映像クリエイターに映像を作っていただいた映像を映し出して、演奏したことがありますし、今後もタイミングでそういった挑戦はしていく予定です。
 
🎬:chinese footballもそういった試みはありますか?
 
 
⚽️:今の中国では、バンドもファンもライブでのマルチメディア演出、特にビジュアル面をとても重視しています。私たちもいろいろ試してきましたが、なかなかうまくいかず、自分たちのようなスタイルのバンドには、演奏そのものに立ち返ることが大切なのかもしれないと感じています。ただ、それでもやはりライブパフォーマンスのステージ演出をもう一段階引き上げる方法を見つけたいと思っていて、だからこそ今回このテーマをみなさんと話し合いたいと思いました。

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2024年10月1日火曜日

shipyards / ABOUT LIGHTS (LP)



format - LP
release date - 11/27(Wed)
item code - WS114 / ir-16
price - ¥3,500 + tax


2013年の1stアルバムから約1年で完成させ、現在でも人気の高い2ndアルバム「ABOUT LIGHTS」が初のアナログ化!発売から10周年を記念してWaterslide Recordsとimakinn recordsが共同リリース!

敬愛する90’sジャパニーズ・メロディックパンクの先輩達の影響と、90’sエモの要素をミックスさせたバーニングかつエモーショナルなメロディックパンクで多くの人に愛されているバンドが、1stアルバムからわずか1年という早いスパンで大成長を遂げた作品! 1stアルバムでは全体を通して一気に聴かせる勢いある作品だったが、数々のライブをこなしながら練られていった今作収録曲は、固定されたフロント3人の個性がより色濃く出た内容となっている。メロディックパンクの土台はしっかりと残しつつも、1曲1曲でしっかりと聴かせる内容になっており、DINOSAUR Jr.やSUPERCHUNKといったUSインディー/オルタナの影響も溢れているため新たなファンからも注目されることとなった。みんな大好きな"FALLING FROM PALM"や"WAITING ROOM"のような疾走感のあるサッドメロディックチューンに、"WAITING FOR"、"RIVER"といった聴かせる名曲がてんこ盛り。ついにファン待望のアナログ化です!

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imakinn records and shipyards presents
"ABOUT LIGHTS" 10th Anniversary LP Release Party

2024/11/23(Sat)
at SPREAD, Shimokitazawa
Ticket - adv / ¥2,900 door / ¥3,400 


OPEN17:30  START18:00

・shipyards
・THE SLEEPING AIDES & RAZORBLADES
・CAR10



2024年3月6日水曜日

DAVID PAJO Live in Japan 2024



USルイヴィルの伝説slintのメンバーとして知られ、現GANG OF FOURのギタリストとしても活動するDavid Pajoの来日ソロ公演が決定!


過去にはThe For Carnation, Tortoise, Stereolab, Yeah Yeah Yeahs, Interpol, Zwanといった錚々たるバンドに在籍/参加。ソロ名義のAerial MやPapa Mの評価も非常に高く、世界中にカルト的ファンが存在する伝説的ギタリスト。最近の動きとしてはGANG OF FOURのライブ/ツアーが中心で、2024年4月にはMike Watt (Minutemen等)とのスプリット7インチのリリースが決定している。


2023年にも来日の予定があったもののスケジュールの都合でキャンセルせざるを得ない状況に。それでもGANG OF FOURの豪ツアーを終えた流れで緊急来日が決定。ポストロック / スロウコア / マスロック / オルタナティブロックシーンにおいて大きな影響力を持つ彼を目撃するチャンスは東京2公演のみ。非常に貴重なライブとなるでしょう。


記念すべきライブのポスターデザインは、2023年にJune of 44として来日しPajoとも親交のあるJeff Mueller(Rodan, Shipping News)が手がけた。Jeffも彼の大ファンのようで「ソロのライブは本当に素晴らしく美しい」とのこと。どのようなステージを見せてくれるのか、期待が高まる。


↓予約フォーム(ticket reservation form)↓

---Schedule--- 

2024/5/1 (Wed)  FEVER, Shindaita, Tokyo

・David Pajo
・pastoral

Open 19:00 | Start 19:30
Adv ¥5,000+1drink

Student discount ¥3,0001drink

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2024/5/3 (Fri)  Nine Spices, Shinjuku, Tokyo

・David Pajo
・herpiano (from Shizuoka)
・Haus
・YOUR SONG IS GOOD(CHILL & DUB SET)

Open 18:00 | Start 18:30
Adv ¥5,000+1drink

Student discount ¥3,0001drink

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2024/5/4 (Sat)  Bears, Namba, Osaka

・David Pajo
・Tokiyo Ooto

Open 18:30 | Start 19:00
Adv ¥5,000+1drink

Student discount ¥3,0001drink

2024年1月31日水曜日

CODEINE Japan Tour 2024






サッドコア / スロウコアの祖、CODEINEの初来日ツアーが決定。


1989年、Stephen Immerwahr(Ba.Vo)/John Engle(Gt)/Chris Brokaw(Dr)によって結成。名盤『Frigid Stars (SUB POP/Glitterhouse Records)』『The White Birch(SUB POP)』に加え数枚のepやスプリットをリリース後、1994年解散。2023年3月の来日ツアーも記憶に新しいJUNE OF 44のDoug Scharin(HiM, Mice Parade, Rex)や、シカゴ音響派の重鎮David Grubbs (Bastro, Squirrel Bait, Gastr del Sol)も一時的に参加。現在はオリジナルメンバーで活動中だが、ドラムのChrisは脱退していた時期もあり、The New YearやCOMEのメンバーとしても活動していた。関連バンドだけでもどれだけ重要かが容易に窺える。


2024年現在もサッドコア / スロウコアの「先駆者」として語り継がれる彼ら。slintなどと共にポストロック / インディーロック / emoなど幅広いシーンに多大な影響を及ぼし、あのMOGWAIもルーツとして公言しているほどだ。


2011年にはそのMOGWAIのオファーにより I'll Be Your Mirror(All Tomorrow's Parties主催)にて待望の再結成。2012年には初来日も予定されていたがイベント中止のため来日ならず。その後、再発や発掘音源のリリースで再び注目される中、2023Numero Group 20周年イベントではunwoundkarate等と共演、同年12月にはWINTER(Samira Winter)との西海岸ツアー、そして20243月にはDUSTERとカナダ公演を行うなど精力的な動きを見せる中、20244月ついに奇跡の初来日を果たす。


↓予約フォーム(ticket reservation form)↓


---Tour Schedule--- 

2024/4/18 (Thu)  WWW X, Shibuya, Tokyo

・CODEINE
・ermhoi with the Attention Please

Open 18:30 | Start 19:00
Adv ¥6,500+1drink
Student discount ¥3,000+1drink


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2024/4/19 (Fri)  GROWLY, Nijo, Kyoto

・CODEINE
・CONGRATULATIONS
・pile of hex

Open 18:30 | Start 19:00
Adv ¥6,500+1drink
Student discount ¥3,000+1drink

■購入ページURL



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2024/4/20 (Sat)  Live & Lounge Vio, Nagoya, Aichi 

・CODEINE
・Climb The Mind
・Cruyff

Open 18:30 | Start 19:00
Adv ¥6,500+1drink
Student discount ¥3,000+1drink




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SOLD OUT
2024/4/21 (Sun) Shelter, Shimokitazawa, Tokyo

・CODEINE
・mei ehara
・uri gagarn

Open 18:30 | Start 19:00
Adv ¥6,500+1drink
Student discount ¥3,000+1drink




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2024/4/22 (Mon)  FEVER, Shindaita, Tokyo 

・CODEINE
・Texas 3000
・VINCE;NT
・Haus

Open 18:30 | Start 19:00
Adv ¥6,500+1drink
Student discount ¥3,000+1drink




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